幼稚園教諭免許

幼稚園とは?

幼稚園は、義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとして、幼児を保育し、幼児の健やかな成長のために適当な環境を与えて、その心身の発達を助長することを目的とする。幼稚園における教育は、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。

  1. 健康、安全で幸福な生活のために必要な基本的な習慣を養い、身体諸機能の調和的発達を図ること。
  2. 集団生活を通じて、喜んでこれに参加する態度を養うとともに家族や身近な人への信頼感を深め、自主、自律及び協同の精神並びに規範意識の芽生えを養うこと。
  3. 身近な社会生活、生命及び自然に対する興味を養い、それらに対する正しい理解と態度及び思考力の芽生えを養うこと。
  4. 日常の会話や、絵本、童話等に親しむことを通じて、言葉の使い方を正しく導くとともに、相手の話を理解しようとする態度を養うこと。
  5. 音楽、身体による表現、造形等に親しむことを通じて、豊かな感性と表現力の芽生えを養うこと。

幼稚園では、国語や算数と言った教科はありませんが、指導事項が「内容」として明らかにされており、「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」の5つの領域にまとめられています。
幼稚園に入園することのできる者は、満3歳から小学校就学の始期に達するまでの幼児を保育の対象としています。保育年限は3年間ですが1年保育、2年保育もあります。それぞれ、3歳児「年少」、4歳児「年中」、5歳児「年長」という言い方もします。
保育時間は、1日4時間を標準とします。ただし、幼児の心身の発達の程度や季節などに適切に配慮し、毎学年の教育週数は、特別の事情のある場合を除き、39週を下ってはならないと定められています。通常の教育(保育)時間以外に「預かり保育」を行っている幼稚園も多数あります。

幼稚園教諭になるには?

幼稚園の先生になるためには、「幼稚園教諭免許状」が必要です。小・中・高等学校の先生と同じ「教諭」であり、皆さんもご存じのように子ども達や父母からは「先生」と呼ばれます。また、「保育者」という言い方もよく使われます。

幼稚園教諭免許状は、幼稚園教員養成課程のある大学、短大、文部科学大臣指定の専修学校等で、所定の教科、教職課程の単位を取得し卒業した者が、幼稚園教諭免許状を取得できます。
免許状の種類は「2種免許状」「1種免許状」「専修免許状」の3つに分かれています。

保育士資格を持っていても幼稚園に勤めることはできません。